昆虫食で就職活動

昆虫食系の大学院生、三橋亮太です。

 

就職活動を行うにあたって、バイオ系の学生は不利、工学系の学生は有利、なんて話はよく聞きます。

 

僕も実際に就職活動をしてみると、それは事実なんだろうなぁと感じました。

 

それでは、昆虫食系の学生の就職活動はどうなのでしょうか…

 

有利です。

 

 

僕は食品業界の研究職に絞って就職活動を行ったところ、4月までに内定を3社獲得し、第一志望の香料メーカーに就職することが決まりました。

 

話のネタは昆虫食研究と趣味のビールだけ。

 

 

昆虫食系の学生が有利だと感じた理由…

 

面白がってもらえて、誰よりも目立つことができる。

 

 

面接官の目に止まるためには、何よりもまず目立つことが重要です。

 

とりあえず自分に興味を持ってもらえれば、一次面接は通過できるはずです。

 

昆虫食系学生は、その研究内容を紹介するだけで誰よりも目立つことができます。

 

僕はどんな集団面接でも特別扱いでした。

 

数多くの退屈な面接をこなす面接官たちは、僕との会話を楽しみにしていたように感じました。

 

楽しげに活き活きと昆虫食研究の魅力など伝えられたものなら、あくびを我慢している面接官はイチコロです。

 

昆虫食系学生は面接に強いのです。

 

 

あとは、食品に対して幅広い興味を持っていることをアピールできたり、

 

新しい食品を生み出していく創造性をアピールできます。

 

僕は食品業界のことしか知らないのですが、食品業界に対しては昆虫食系学生は強いと感じています。

 

研究テーマに悩んでいる学生のみなさん、昆虫食はいかがですか?

 

<三橋亮太>

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コメント: 2
  • #1

    細田 (月曜日, 16 12月 2013 07:36)

     コチニールの使用が一般的であることを考えると、香料メーカーという選択結果は、就職先との関係が深い、正当な活動だったのでは?

  • #2

    三橋 (月曜日, 16 12月 2013 08:05)

    細田さん

    コメントありがとうございます。
    僕の知っている細田さんではないですよね…

    確かにコチニール色素と香料とでは食品添加物という共通点がありますね。
    おっしゃる通り、昆虫食系の学生は香料業界と相性がいいのかもしれません。